2008年03月29日

発菩提心(ほつぼだいしん)

道元1200-1253
dougen

(6)「正法眼蔵」(89)

<発菩提心(ほつぼだいしん)>
道元45歳(1244)

<心の種類>
1 質多心(しったしん)
:菩提心(道)を発する心
菩提心を起こすとは、自らを救う前に他を救おうと
する一念を起こすこと。

2 汗栗多心(かりたしん)
:心情が発するところ

3 矣栗多心(いりたしん)
:成長し学を積み、励ましを受けるところ


<菩提心と一日の刹那(せつな)数>
「一日一夜を経るあいだには、六十四億九万九千九百八十
の刹那があって、自らの在りようや苦楽などの五蘊は
みなその刹那に生滅しているのだ。しかしながら、
凡夫はそれを知ることはないのである。これを
覚らぬところから菩提心を起こさないのである。」
(「正法眼蔵5」石井訳、発菩提心05)


<永遠の寿命>
もし自分を救うのに先んじて他を救おうとする
一念を起こすなら、永遠の寿命が、たちまち身に
現前するのである。
(「正法眼蔵5」石井訳、発菩提心06)


<仏祖の教えを学ぶには>
「仏祖の教えを学ぶのは、かならず菩提心を発する
ことが前提なのだ。これが仏祖の日常の教えである。
(「正法眼蔵5」石井訳、発菩提心07)

<弥勒菩薩は語る>
「「菩提心こそが仏の教えに入るよすがの門である、
これによって仏法僧への尊重が失われないからで
ある」と。」
(「正法眼蔵5」石井訳、発菩提心07)


panse280
posted at 22:02

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