2008年03月26日
祖師西来意(そしせいらいい)
道元1200-1253
dougen
(6)「正法眼蔵」(86)
<祖師西来意(そしせいらいい)>
道元45歳(1244)
イソップ寓話の「犬と肉(いぬとにく)」の話が浮かんで
くる。
<犬と肉(ししむら)の事>
ある犬(いぬ)、肉(ししむら)をくわえて、河を渡る。真ん中
ほどにて、その影、水に映りて、大きに見えければ、
我(わ)が、くわゆる所の肉(ししむら)より、大きなると心得て、
これを捨てて、彼を取らんとす。かるが故(ゆえ)に、二
つながら、是(これ)を失う。
(伊曽保物語)
高さ千尺、木にのぼり、口に枝をくわえ、手足を木から
離した時の問答について、
「「開口答他、即喪身失命」
(上記の増谷訳)
口を開いてその人に答うれば、たちまち身を喪い、
命を失う。」
dougen
(6)「正法眼蔵」(86)
<祖師西来意(そしせいらいい)>
道元45歳(1244)
イソップ寓話の「犬と肉(いぬとにく)」の話が浮かんで
くる。
<犬と肉(ししむら)の事>
ある犬(いぬ)、肉(ししむら)をくわえて、河を渡る。真ん中
ほどにて、その影、水に映りて、大きに見えければ、
我(わ)が、くわゆる所の肉(ししむら)より、大きなると心得て、
これを捨てて、彼を取らんとす。かるが故(ゆえ)に、二
つながら、是(これ)を失う。
(伊曽保物語)
高さ千尺、木にのぼり、口に枝をくわえ、手足を木から
離した時の問答について、
「「開口答他、即喪身失命」
(上記の増谷訳)
口を開いてその人に答うれば、たちまち身を喪い、
命を失う。」