2008年03月17日

坐禅儀(ざぜんぎ)

道元1200-1253
dougen

(5)「正法眼蔵」(77)

<坐禅儀(ざぜんぎ)>
道元44歳

「参禅は坐禅なり。坐禅は静処よろし。」
世縁を捨て、万事を投げ捨て、善きも悪きことも
思わず、仏になろうとも思わず、坐ることも思わず、
時間を大切に、坐禅を好み勤めるがよい。


「目は開すべし、不張不微なるべし」
姿勢は正しくピタリと座り、目は見張らず、細めず
に開け、口をあけて大きく一息する。


「坐禅は習禅にはあらず、大安楽の法門なり」


兀兀(ごつごつ)と坐定し、不思量を思量す。

注:兀兀:つとめて休まぬさま

panse280
posted at 21:11

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