2008年03月03日

仏道修行

道元1200-1253
dougen

(5)「正法眼蔵」(64)

<説心説性(せっしんせっしょう)>(2)
道元44歳

「どのように修行しても、百の矢を射て一つも
当たることのないのが普通である。そのようではあるが、
或いは知識に学び、或いは経巻に学ぶうちに、ようやく
一当を得るのである。いま得た一当はむかし百の矢を
射た努力の賜物である、
・・・・
仏道修行とはどのようなものであるかに通達しない者
たちは、このような徒労のような努力によってこそ
道は自在に通ずるという道理がわからないのである。」
(「正法眼蔵3」(石井訳、説心説性06)

panse280
posted at 19:52

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