2008年02月10日

授記(じゅき)

道元1200-1253
dougen

(4)「正法眼蔵」(42)

<授記(じゅき)>
道元43歳

授記:仏がその弟子にたいして、その未来のことに
ついての予言をあたえる。

「あるいは善知識にしたがって一句をきき、あるい
は経巻によって一句をまなぶ。そのことのある時、
それがとりも直さず授記を得るのである。」
(「正法眼蔵4」(増谷訳、授記)

「授記とは、云い得た一句の言葉である、聞き得た
一句の言葉である、一句とは、意味が言葉として
相会う場所である、会い得た場所である。
語句は場所においての行いである、その場所を説く
のである。」
「正法眼蔵2」(石井訳、授記02)

panse280
posted at 17:21

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