2008年01月27日

行持(ぎょうじ)

道元1200-1253
dougen

(3)「正法眼蔵」(28)

<行持(ぎょうじ)上>(1)
道元43歳
この巻は「正法眼蔵」の中では群を抜いた
大巻である。

<仏祖の大道、必ず無上の行持あり、道環して
断絶せず>
仏祖の大道には必ず最高の「行」がある。
その行は、常に連綿として断絶することなき
ものであらねばならぬのであるから、これを
「持」というのである。

この巻は歴代の仏祖たちの物語である。

「行持の本質は、自己を保ちつづけ、他者をも
保ちつづけるのである。」



<お釈迦さま>(私訳)
お釈迦さまは、80歳、死にいたるまで修行され
ご自分の国の私財も私にせず、木綿のケサを身に
まとい、在世中に着替えることがなく,いつも一人
でいることがなかった。

panse280
posted at 15:01

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