2007年12月29日

現成公案

道元1200-1253
dougen

「正法眼蔵」(2)


<現成公案(げんじょうこうあん)>(1)
道元33歳の中秋の頃の作。

「現成公案」とは「さとりの実現」ということ。
「正法眼蔵」の中でも白眉、圧巻である。
道元は、悟りを実現することを表現するに、
「現成」という言葉を使う。「正法眼蔵」の中に
「現成」は260回も現れる。


<存在と仏教>
「よろずのことどものいまだ我にかかわらぬ時には、
迷いもなく悟りもなく、諸仏もなく衆生もなく、生
もなく滅もない。」

panse280
posted at 10:37

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