2007年11月09日

日露戦争の勝因

渡部昇一
shoichi watanabe 1930-

「かくて昭和史は蘇る」(7)


<日露戦争の勝因>
「海軍においては、下瀬火薬を用いた新砲弾。陸軍に
おいては機関銃の導入。この二つが、日露戦争の帰趨
(きすう)をきめたのである。」

下瀬火薬:海軍技官、下瀬雅允(まさちか)の発明、
これ以降、爆薬の歴史が変わったといっても過言で
はない。


機関銃:日本騎兵の創設者、秋山好古(よしふる)が
世界最強のコサックへの対抗手段として導入したのが
機関銃(ホッチキス機関銃)だった。
日露戦争当時の機関銃は、ヨーロッパでは実際に誰も
戦場で使ったことがないという、未知数の兵器であった。

panse280
posted at 20:01

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