2007年10月12日

特攻のイメージが戦後日本を守った

神坂次郎1927-
jiro kousaka

「特攻隊員の命の声が聞こえる」(2)完

<特攻のイメージが戦後日本を守った>
「連合国側の艦船の乗組員の中には、爆弾を抱いて、
次から次へと突入してくる特攻機を目の当たりに
して、発狂したりノイローゼになった人も多かった
と連合軍側の記者たちの記録は語っています。
・・・
特攻機を迎え撃ったアメリカなどの連合軍はもとよ
り、その他の戦わなかった人たちにも、実際の衝撃
以上に大きなイメージを増幅させたと思います。
その印象が、戦後の日本を守ってくれたといっても
過言ではないと思います。
戦後の日本の防衛力は、皆無といっていいほど貧弱
でしたが、外国から侵略されなかったのは、いざと
なると日本人は、特攻といった捨て身の作戦を取って
くるという恐怖感が、外国の軍人の中に戦後も息づき、
それがある意味で潜在的な抑止力となっていたのでは
ないでしょうか。」

panse280
posted at 21:07

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