2007年09月26日

岡潔随筆集

岡潔1901-1978
kiyoshi oka

「岡潔随筆集」(1)
--憂国の随筆集
(日本の国という水槽の水の入れ替え方)---

「日本民族の滅亡だけは何としてでも
喰い止めたいと思う」
(岡潔、色紙)

<岡潔、座右の書>
「私は「正法眼蔵」の上巻を、なんだかよい本と
思って買ってきて座右に置いた。・・・
13年目に私にある刹那があった。その後この本の
どこを読んでもすらすらわかる。」

<岡潔の信仰>
「明治に浄土宗に山崎辨栄(べんね)上人という
高僧が出て、新たに光明主義という一宗を起こされ
た。上人は、私たち知るほどのものには、釈尊の
再来としか思えない方である。」

<光明主義と時>
「光明主義によってでなければ、時とは何かわから
ない。「正法眼蔵」によってでも、時とは何かの
一応の自覚は得られる。しかし十分の自覚は光明主義
によってでなければ得られない。」

日本の国という水槽の水の入れ替え方―憂国の随想集


panse280
posted at 20:48

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