2007年08月20日

数学と芸術

岡潔1901-1978
kiyoshi oka

「春宵十話」(21)


<数学と芸術>
奈良に住む、洋画家を訪ねた時の話。
渓流の絵を見て、その構図を決定するまでの
時間を聞いたところ、1週間とのことだった。
そこで、描くのに要した時間を聞くと3時間半
との答えだった。

「これを聞いて私には、構図を決めるために1週間
働いていた智力が、仏教でいう無差別智であり、
描き上げる3時間半の間働いていた智力が分別智で
あることがよくわかり、数学でも絵でもやはり
これくらいの比率になるのかと思った。」

panse280
posted at 19:53

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字