2007年06月22日

眼の力ー日本を見る

小林秀雄1902-1983
hideo kobayashi

「人生の鍛錬」(14)
--小林秀雄の言葉--新潮社編


<眼の力ー日本を見る>
「何と言っても近代文学は西洋の方が偉い
です。しかし物を見る眼、頭ではない、視
力です。これを養うのは西洋のものじゃだ
め、西洋の文学でも、美術でも、眼の本当
の修練にはならない。
日本人は日本で作られたものを見る修練を
しないと眼の力がなくなります。・・・
例えば短歌なんかやっている方は、日本の
自然というものを実によく見ている。
眼の働かせ方の修練が出来ているという感
じを受けますが、西洋風な詩を作る詩人の
ものを読むと、みな眼が駄目です。」
(「古典をめぐりて」)

panse280
posted at 20:48

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