2007年06月19日

ランボオ

小林秀雄1902-1983
hideo kobayashi

「人生の鍛錬」(11)
--小林秀雄の言葉--新潮社編

<ランボオ>
「僕が、はじめてランボオに、出くわした
のは、二十三歳の春であった。
その時、僕は、神田をぶらぶら歩いていた、
と書いてもよい。向こうからやって来た見
知らぬ男が、いきなり僕を叩きのめしたの
である。
僕には、何んの準備もなかった。ある本屋
の店頭で、偶然見付けたメルキュウル版の
「地獄の季節」の見すぼらしい豆本に、ど
んなに烈しい爆薬が仕掛けられていたか、
僕は夢にも考えてはいなかった。」
(「ランボオ」)

panse280
posted at 20:18

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