2007年06月14日

全集

小林秀雄1902-1983
hideo kobayashi

「人生の鍛錬」(6)
--小林秀雄の言葉--新潮社編

<読書>
「僕は、高等学校時代、妙な読書法を実行していた。
学校の往き還りに、電車の中で読む本、教室でひそか
に読む本、家で読む本、という具合に区別して、いつ
も数種の本を平行して読み進んでいる様にあんばいし
ていた。
まことに馬鹿気た次第であったが、その当時に常軌を
外れた知識欲とか好奇心とかは、到底一つの本を読み
おわってから他の本を開くという様な悠長な事を許さ
なかったのである。」
(「読書について」)

<文は人なり>
「読書の楽しみの源泉にはいつも「文は人なり」という
言葉があるのだが、この言葉の深い意味を了解するの
には、全集を読むのが、一番手っ取り早いしかも確実
な方法なのである。」
(「読書について」)

panse280
posted at 20:56

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