2007年06月13日

男と女

小林秀雄1902-1983
hideo kobayashi

「人生の鍛錬」(5)
--小林秀雄の言葉--新潮社編


<男と女>
「女というものにはとてもかなわない、男は
誰でも腹の底ではそう思っている、思っている
というより殆(ほとん)ど動物的な本能から
それを感じている。
男にはとてもかなわないと女は言うが、それは
ほんの世俗的な意味で言うので、腹の底では
男なんかなめているに相違ない、と男は感じて
いるのである。
もっともこういうことは未だ男を知らない女に
は決して解らない。
男だって未だ女を知らないうちは、自分の心の
うちに女性恐怖の本能があるなどという事は
決してわからない。」
(「女流作家」)

panse280
posted at 20:13

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