2004年05月04日
武者小路実篤
武者小路実篤1885-1976
saneatsu musyakouji
「偉大な生活人」
「文学とは何か」潮文社新書・昭42
「今の日本の文壇がもし下らないならば、それは
芸者や、淫売婦のことを書くからではない、
自分の小さい生活範囲を書くからではない、
どんなものを書いても、そこを掘り下げることで
生命にふれる処までゆけばそれでいいのである。
そこまで、ゆかないからつまらないのである。」
saneatsu musyakouji
「偉大な生活人」
「文学とは何か」潮文社新書・昭42
「今の日本の文壇がもし下らないならば、それは
芸者や、淫売婦のことを書くからではない、
自分の小さい生活範囲を書くからではない、
どんなものを書いても、そこを掘り下げることで
生命にふれる処までゆけばそれでいいのである。
そこまで、ゆかないからつまらないのである。」
「自分の実感に正直になれないものは、美の
価値も真の価値もわからなくなる。」
「十の力を持っている人が、思わせぶりに、
九っきり力を出さなかったならば、個性は
発揮されない、また発達しない。」
「全力をつくした上の余韻でなければ神秘の
境に人を導く余韻は出ないのである。」
「仕事を重ねていって個性がでないというのは
その人が不純な動機で仕事をしていることを
示している。」
価値も真の価値もわからなくなる。」
「十の力を持っている人が、思わせぶりに、
九っきり力を出さなかったならば、個性は
発揮されない、また発達しない。」
「全力をつくした上の余韻でなければ神秘の
境に人を導く余韻は出ないのである。」
「仕事を重ねていって個性がでないというのは
その人が不純な動機で仕事をしていることを
示している。」