2007年03月16日

学者の文章

吉本隆明1924-
takaaki yoshimoto

「真贋」(6)


<批評眼を磨く>
「僕が批評眼を磨くためにやってきたことは、
ただ考えるとか、ただ本を読むというだけで
はなく、体の動きと組み合わせて修練するとい
うことです。
・・・
批評眼を磨く修練には、頭だけではどうしても
力が不足してしまうのです。」

<学者の文章との違い>
ボクシングで有効なのは、強弱のパンチです。

「文章においても、(ボクシングの)こうした
パンチの強弱は重要なポイントになってきます。
運動性とともに修練をした人としない人とでは、
ここがもっとも技術的に分かれるところと言って
いいでしょう。
・・・
そういう修練をしない人は、同じ意味のことを
書いても、のっぺらぼうな文章を書くのです。
僕らの文章が、学識ある学者先生の文章と比べて
特色があるとすれば、そこだけと言っていいかも
しれません。」

panse280
posted at 20:55

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