2007年03月15日

作品の見分け方

吉本隆明1924-
takaaki yoshimoto

「真贋」(5)


<作品の見分け方>
吉本さんは、自分の詩に不満をもっている。
うまい詩ではないと思っている。

「自分自身に対する不満があったからこそ、
他人の作品を見たときに、どこが悪いのかを
見る批評眼が芽生えてきたのではないかと思い
ます。
そもそも、いい作品、悪い作品というのは本来
ないはずですが、それでも、しいていい作品と
そうでない作品を見分ける方法というのはあり
ます。
文句なしにいい作品というのは、そこに表現さ
れている心の動きや人間関係というのが、俺だけ
にしかわからない、と読者に思わせる作品です。
この人の書く、こういうことは俺だけにしか
わからない、と思わせたら、それは第一級の
作家だと思います。」

panse280
posted at 19:09

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