2007年03月11日

いじめ

吉本隆明1924-
takaaki yoshimoto

「真贋」(1)


<いじめ>
吉本氏はいじめっ子だった。

「ある日、いつものようにクラスのいじめられっ子を
追いかけまわし、馬乗りになっていたら、その子は
履いていた自分の下駄を脱ぎ、その下駄で僕の頭を
思いっ切り殴った。
頭を殴られた僕は、一瞬フラフラして、何が起きたの
かすぐにはわからなかった。そして次ぎの瞬間、膝が
ガクガクし、地面に膝をついていた。その隙にその子
は走って逃げていった。
この野郎、生意気だ。不思議なことにそういうことは
一切思いつかなかった。
逆に僕は、面白半分に人のことをからかったり、いじめ
たりしてはいけないと本気で思った。」


「いま、世の中を見ていると、すべてが逆な方向に進ん
でいるような気になることがある。
あまりにも常識的な「問い」と「答え」にあふれ、実は
本当に考えるべきことを考えずに、考えなくてもいいこ
とを考えているのではないか。滑稽ですらある。」

真贋


panse280
posted at 08:16

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