2007年02月21日

ナチスの夢

武田知弘1967-
tomohiro takeda

「ナチスの発明」(27)


<ナチスの夢>
何事も過ぎたるものは悪し。

しかし、ナチスの夢は、今後も世界の夢なのかも
しれない。

ヒトラーは、「世界一」「世界初」にこだわった。

「なぜ常に最大であらねばならないのか?それは
ドイツ人が自尊心を取り戻すためである。われわれ
は決して劣っていない。それどころか他のどの国民
にも絶対負けないのだということをドイツ人に解ら
せるためだ。」
(建設労働者に向かって言ったヒトラーの言葉1933)

ヒトラーはベルリンを世界で一番美しい都市にしよう
と思った(「ゲルマニア計画1939〜1950予定)

ヒトラーが共通通貨構想(「欧州新経済秩序」)を
提唱したとき、欧州の市場から締め出されると思った
アメリカは、公然と反ナチスを打ち出した。
共通通貨構想とは、現在の「ユーロ」であり、金本位
制の放棄である。(世界の金保有量の7割を持つアメリ
カは、自国の利益のために金本位制に執着した)

もしも、ホロコーストがなかったら、ヒトラーは世界
史上最高の指導者だったかもしれない。
ホロコーストは、経済、民族、宗教、時代、ドイツの
置かれていた状況など様々な要因がヒトラーという
無欲で、機を見るに敏、な「鏡」に映し出された現実
である。


補記(ウィキペディアより)----------------------
ホロコーストとは、狭義にはナチ党政権下のドイツお
よび、その占領地域においてユダヤ人やシンティ・ロ
マ人、エホバの証人などに対して組織的に行われたと
される絶滅計画を指す。
広義には虐殺一般をホロコーストと称することもある
(が、元々ホロコーストという単語自体に虐殺などの
意味は無い)。

「全部(holos)」+「焼く( kaustos)」に由来する
ギリシア語「holokauston」を語源とし、ラテン語
「holocaustum」からフランス語「holocauste」を経由
して英語に入った語。


panse280
posted at 20:19

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字