2007年02月15日

ナチスはなぜ急に強力な軍を持つことができたのか

武田知弘1967-
tomohiro takeda

「ナチスの発明」(22)


<ナチスはなぜ急に強力な軍を持つことができたのか>
ヒトラーはわずか6年で、強力な軍隊をつくった。

「ベルサイユ条約で陸軍は10万人に制限されていたが、
ドイツはその10万人に下士官以上の教育をおこなった。
下士官というのは、10人、20人の小隊を指揮すること
ができる兵士のことである。
・・・
(つまり)下士官10万人持っていれば、100万、200万
の軍隊をもっているのと同じことなのである。
(末端の兵士は1,2年で育成できる)」

資金:

「レンテンマルクの奇跡」と呼ばれたインフレ対策を
行ったホレイス・グリーリ・ヒャルマー・シャハト氏
が経済大臣に就任、ベルサイユ条約の賠償金支払いや
対外債務などを一時的に凍結、・・・
また賠償金の債権を秘密裏に市場操作して暴落させ、
賠償金を減らすとともに巨額の利益をあげた。
そして、この利益を軍費につぎこんだのだ。」

panse280
posted at 19:50

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