2007年01月08日

ミクロの世界では、位置や速度も消滅する

橋本淳一郎1947-
junichiro hashimoto

「時間はどこで生まれるのか」(7)


<ミクロの世界では、位置や速度も消滅する>
「電子銃から発射されてブラウン管に向かって
真空中を飛んでいる途中の電子の、位置や速度
を問うことは無意味なのである。
無意味という意味は、このとき電子という存在
には、位置や速度というものが付随していない
ということである。
・・・
このような電子の存在を、われわれが認識する
のは、電子が他の物質と相互作用するときである。
(電子銃とか蛍光スクリーンとか)。
そしてこの「観測装置」が、一個の電子という
ようなミクロな存在ではなく、電子や原子の大
集団というマクロな存在であるとき、その電子
はある場所に点状に現れたり、ある決まった
速度をもった流れとして現れたりするのである。」

panse280
posted at 20:04

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