2006年10月30日

茶と葡萄酒

鈴木大拙1870-1966
daietsu suzuki

「禅と日本文化」(18)


<茶と葡萄酒>
「茶は心神を爽快にさせるが、陶酔はさせない。
・・・
茶は仏教を象徴するならば、葡萄酒はキリスト教
を代表する、といえぬだろうか。
・・・
肥えふとった修道僧たちが樽をかこみ酒盃を
とって、陽気に楽しげにみえる画はわれわれの
ときどき見るところである。
葡萄酒は初めはその飲手をうきうきさせ、やがて
は彼を酩酊させる。多くの点で、茶といい対照を
なすが、このコントラストはやがてまた仏教と
キリスト教とのあいだのそれでもある。」

panse280
posted at 22:40

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