2006年10月28日

神皇正統記

鈴木大拙1870-1966
daietsu suzuki

「禅と日本文化」(16)


<神皇正統記>
「中国民族の知性的発展は、主として南宋に栄えた
朱子(1130-1200)の学にいたってその極に達した。
・・・
華厳哲学は中国における仏教思想の極致であった
といいうる。・・・それとならんで勢力をえて
中国人の心をよりつよく把握したのが禅である。
・・・
彼らは朱子の理想主義と主情主義よりは、朱子の社会
秩論と功利哲学によけい心を惹かれたのである。
この点において、中国人は日本人と違っている。
・・・北畠親房の「神皇正統記」も、また、朱子学
研究の結果の一つである。
親房は後醍醐天皇をめぐるすぐれた文臣の一人で
あり、禅の参究者でもあった。」

panse280
posted at 09:59

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