2006年10月20日

葉隠

鈴木大拙1870-1966
daietsu suzuki

「禅と日本文化」(8)


<葉隠>
「それは文字通り「葉の陰に隠れる」意で、わが身
を誇示せず、角笛を吹いて廻らず、世間の眼から
遠ざかって、そうして社会同胞のために深情を尽す
のが、武士の徳の一つだというのである。
・・・
この書はいつにても身命を捧げる武士の覚悟を
極めて強調し、いかなる偉大な仕事も、狂気に
ならずしては、すなわち、現代語で表現すれば、
意識の普通の水準を破ってその下に横たわる隠れた
力を解放するのでなければ、成就されたためしはない
と述べている。
・・・
武士の修養が禅と提携するのはじつにこの点である。」

panse280
posted at 19:27

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