2006年09月11日

鎌倉時代-日本のはじまり

鈴木大拙1870-1966
daisetsu suzuki

「日本的霊性」(12)


<鎌倉時代>
「鎌倉時代になって、日本人は本当に宗教、即ち
霊性の生活に目覚めたといえる。
平安時代の初めに伝教大師や弘法大師によりて据え
付けられたものが、大地に落着いて、それから芽を出
したと言える。
・・・
まず浄土系思想の日本的な新たな展開
・・・
その次には、日蓮宗の興隆を忘れてはならぬ。
・・・
そうしてまた他方に伊勢神道の源泉となるべき
「神道五部書」が書かれた。
両部神道は仏教の方面から神道を見たもの、
「五部書」は神道の方から、仏教などによりて
外から伝えられ与えられたものを、いわば日本
思想的に統一せんとしたものである。
・・・
「神道」は元来が政治思想であって、厳密には、
宗教的信仰性のものではない。霊性そのものの
顕現ではない。」


注:鎌倉時代(1185頃-1333)

panse280
posted at 20:07

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