2006年08月24日

キルケゴールの恐怖

鈴木大拙1870-1966
daisetsu suzuki

「禅」(23)


<キルケゴールの恐怖>
「キルケゴールは恐怖を説いた時、いささか神経質で、
かつ病的であった。かれは、自分が神から離れている
ことを異常なまでに感じ、それで恐怖のとりこになった。
・・・
実存主義者は、たいてい相対の世界で自由を解釈するが、
もっとも高い意味での自由はそこにはない。
・・・
禅は、かれに言うであろう。「なぜ、深淵の只中に飛び
込んで、そこに何があるのかを見ないのか」と。
宿命的な利己主義の考えが、ついにかれが虎穴に飛び
込むのを引き止めてしまうのである。」

panse280
posted at 22:20

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