2006年06月17日

読書三大事件

吉本隆明1924-
takaaki yoshimoto

「読書の方法」(2)


<読書三大事件>
「いままでの読書の体験のうち、恐ろしい精神的な
事件のような読み方をしたのは、十代の半ばごろ
読んだファーブルの「昆虫記」と、二十代のはじめ
ごろ読んだ「新約聖書」と、二十代の半ばごろ読んだ
「資本論」であった。」

・・・・・
人間が昆虫の観察のために一生を費しうるのだという
ことを「昆虫記」を通じて知った。
・・・・・
「新約聖書」を理解した日本の文学作品としては、
太宰治の「駆込み訴へ」が、最上のものではないか
と考えている。
・・・・・
わたしは「資本論」を千年に一度くらいしかあらわれ
ない種類の書物だとおもう。」

panse280
posted at 20:28

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