2006年03月28日

すきま

岡倉天心(覚三)1863-1913
tenshin okakura

「茶の本」(18)


<すきま>
「日本の古い俚諺に「見えはる男には惚れられぬ。」
というのがある。そのわけは、そういう男の心には、
愛を注いで満たすべきすきまがないからである。
芸術においてもこれと等しく、虚栄は芸術家公衆いづれ
においても同情心を害することははなはだしいもの
である。」

panse280
posted at 00:15

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