2006年03月23日

屋内の装飾法

岡倉天心(覚三)1863-1913
tenshin okakura

「茶の本」(14)


<屋内の装飾法>
「人はいろいろな音楽を同時に聞くことはできぬ、
美しいものの真の理解はただある中心点に注意を
集中することによってのみできるのであるから。
・・・
茶室の装飾法は、現今西洋に行われている装飾法、
すなわち屋内がしばしば博物館に変わっているよう
な装飾法とは趣を異にしていることがわかるだろう。
装飾の単純、装飾法のしばしば変化するのになれて
いる日本人の目には、絵画、彫刻、骨董品のおびただ
しい陳列で永久的に満たされている西洋の屋内は、
単に俗な富を誇示しているに過ぎない感を与える。」

panse280
posted at 19:43

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