2006年03月13日

茶の湯の源流

岡倉天心(覚三)1863-1913
tenshin okakura

「茶の本」(5)


<茶の湯の源流>
「仏教徒の間では、道教の教義を多く交じえた南方の
禅宗が苦心丹精の茶の儀式を組み立てた。
僧らは菩提達磨の像の前に集まって、ただ一個の碗から
聖餐(せいさん)のようにすこぶる儀式張って茶を飲む
のであった。
この禅の儀式こそはついに発達して十五世紀における
日本の茶の湯となった。」

panse280
posted at 20:54

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