2006年01月27日

男と鏡

三島由紀夫1925-1970
yukio mishima

「葉隠入門」(9)


<男と鏡>
常朝は自分の顔が利発すぎるので鏡を見て利発に
見えないように直した。

その常朝にとって男の理想の顔とは、
「うやうやしく、にがみありて、調子静かなるが
よし。」


注:
「うやうやしく」とは人を信頼させる恭謙な態度
「にがみ」は、一歩も寄せ付けぬ威厳
そして、この二つの相反する要素を包むものとして
「静かな、ものに動じない落ち着き」(三島)

panse280
posted at 20:07

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