2006年01月23日

寛容

三島由紀夫1925-1970
yukio mishima

「葉隠入門」(5)


<寛容>
常朝は、けっして人を責めるに厳ではなかった。

「水至って清ければ魚棲(す)まずと云うこと
あり。およそ藻(も)がらなどのあるにより、
その蔭(かげ)に魚はかくれて、成長するもの
なり。
少々は、見のがし聞きのがしある故に、下々は
安穏なるなり。」(聞書第一 108頁)



<世間知>
「大事の思案は軽くすべし」
「小事の思案は重くすべし」

思想は覚悟である。覚悟は長年にわたって日々
確かめられなければならない。

「小説家というものはどんなに小さいものにも
理論を持っていなければならない。
たとえば手袋一つにも理論を持っていなければ
ならない。」(メリメ)

panse280
posted at 22:34

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