2006年01月09日

貴きは賤しきを以て本となす

老子 BC500頃
roushi

「老子」(9)


<貴きは賤しきを以て本となす>
貴(たっと)いものは、賤しいものがあるからこそ
貴いのである。高いものは、低いものがあるからこ
そ高いのである。
ほめられてばかりいるのは、つまずきのもと。
だから、玉のように美しく、石のように堅い、そん
な生き方は願い下げにしたい。


付記:「君子は下流に居ることを悪(にく)む。
    天下の悪、皆ここに帰す」(論語)

panse280
posted at 11:17

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