2005年12月03日

勝てば官軍

荘子bc369-bc286
soushi

「荘子」(80)

<勝てば官軍>
こそ泥はつかまるが、大泥棒は国を盗んで
諸侯となり、その諸侯の一門にこそ仁義の
道徳が集まる。
むかし、斉(せい)の桓公小白は兄を殺して
その兄よめをわがものにしたが、そんな無道
なものに管仲が臣下になった。
また斉の田成子常(でんせいしじょう)は主君
を殺して国を奪い取ったが、そんな無道なもの
から孔子が贈り物を受け取った。
議論としてはそれを賤しみながら、実際の行動
ではそれにへり下っているわけで、つまりは口
さきの弁論と実際の行動とのありかたがぶつかって、
心の中で戦っているのだ。
なんとまちがったことではないか。だから、も
のの本にも「どちらが悪く、どちらが良いのか、
善悪の規準はない。成功したものが頭になり、
失敗したものがしっぽになるだけだ。」

panse280
posted at 08:25

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字