2005年11月12日

うぬぼれは美しくない

荘子bc369-bc286
soushi

「荘子」(59)

<うぬぼれは美しくない>
旅館の主人には二人の妾(めかけ)がいた。
一人は美人で、もう一人は醜女であったが、
醜女の方が大切にされて、美人の方はそまつ
にされていた。
その理由をたずねると、旅館の主人が答えた。
「美人の方は自分で美人だと鼻にかけています
から、私には美しいとは思えません。
醜い方は自分で醜いと謙遜していますから、私
には醜いとは思えません。」

panse280
posted at 08:41

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