2005年10月25日

荘子の妻が死んだ

荘子bc369-bc286
soushi

「荘子」(42)

<荘子の妻が死んだ>
荘子の妻が死んだ。恵子(けいし)がおとむらいに
いくと、荘子はあぐらを組み歌を歌っていた。
恵子は、それを、ひどいとなじった。
荘子が答えていう。
「死んだばかりのときは私だって悲しみがこみ上げ
てきたが、考えてみるとそのはじまりは何もなかった
のだ。春夏秋冬の四季の巡りと同じなのだ。
妻が大きな大地の部屋で安らかに眠ろうとしている
のに、私がそれを追いかけて大声で泣き叫ぶのは、
われながら運命の道理に通じないことだと思う。
だから泣き叫ぶのをやめたんだ。」

panse280
posted at 20:04

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