2005年09月21日

道とは

荘子bc369-bc286
soushi

「荘子」(17)

<道とは>
それ道は情(実)あり信あり、為すなく形なく、
受くべきも伝うべからず、得べきも見るべからず。
自ら本(もと)となり自ら根となり、未だ天地あ
らざるとき、古えより以て固(もと)より存す。
鬼を神にし帝を神にし、天を生み地を生む。


一体、道とは、実在性があり真実性がありながら、
しわざもなければ形もないもので、身に受けおさ
めることはできても、それを人に伝えることはで
きず、身につけることはできても、その形を見る
ことはできない。
それ自体すべての存在の本源とも根拠ともなるも
ので、天地がまだ存在しない昔からしてもともと
存在し、鬼神や上帝を霊妙にし、天や地を生みだ
すのだ。


panse280
posted at 21:41

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