2004年07月22日

人生を変える書

ニーチェ1844-1900
Friedrich Nietzsche

「ショウペンハウアーとの出会い」

一生に一人でも、自分の運命をかえる
著者と出会える人は幸運である。

ショウペンハウエルの没後5年、ニーチェ
は古本屋で、彼の主著「意志と表象として
の世界」に出会う。

人生を考えるヒント―ニーチェの言葉から

<出会った印象>
「どの行も、諦念と否認と断念とを叫んで
いた。それは、私に世界と生と私自身の心情
をきわめて壮大に映し出してくれる鏡にも似て
いた。そこでは、すべての利害得失をはなれ、
じっと見つめる太陽のごとき芸術のまなこが
私を凝視していた。
そこに、私は、病気と快癒、追放と隠れ家、
地獄と天国を見た。自己認識の必要が、いや
、自分自身をこなごなに粉砕する必要がある
という強烈な思いが私を襲った。」

<信頼できる哲学者、ショウペンハウアー>
「世の中には、ショーペンハウアーの著作の
最初のページを読んだだけで、この著者なら
最後のページまで通読し、著者の語る片言隻句
にも耳を傾けるだろうと、その瞬間に確信する
読者がいるものだが、私もその一人だった。
私の胸に彼に対する信頼の念が芽生えた。
私は、あたかも彼が私のために書いてくれた
ようにショーペンハウアーを理解した。」
(「反時代的考察」)


panse280
posted at 10:23

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