2004年07月10日

男の前を歩く女

フロイス1532-97
luis frois

「ヨーロッパ文化と日本文化」
(1585 天正十三年記)
1562年、フロイス来日。
1569,1581年、信長に謁見
1586年、秀吉に謁見

安土・桃山時代の日本人は
今より、派手で自由だったんだ!

ヨーロッパでは、この時代、
手づかみで、食事していたとは、
以外でした。



ヨーロッパ文化と日本文化

<派手な日本人>
「われわれ(ヨーロッパ人)の間では
彩色した衣服を着ることは軽率で笑う
べきこととされるであろう。
日本人の間では坊主と隠居老人以外
は一般に、すべて彩色した衣服を着け
ている。」

<日本女性は自由恋愛>
「ヨーロッパでは未婚の女性の最高の
栄誉と貴さは、貞操であり、またその
純潔が犯されない貞潔さである。
日本の女性は処女の純潔を少しも
重んじない。それを欠いても、名誉も
失われなければ、結婚もできる。」

<素足で歩ける自由!>
「われわれの間では女性が素足で
歩いたならば、狂人か恥知らずと考え
られるであろう。
日本の女性は貴賤を問わず、一年の
大半、いつも素足で歩く。」

<男は女に後ろから>
「ヨーロッパでは夫が前、妻が後に
なって歩く。日本では夫が後、妻が
前を歩く。」

<自由行動OK!>
「ヨーロッパでは妻は夫の許可が無く
ては、家から外へ出ない。日本の女性
は夫に知らせず、好きな所に行く自由
をもっている。」

<名前について>
「われわれの間では女性の名は聖人
からとる。日本の女性の名は次のような
ものである。すなわち、鍋、鶴、亀、靴、
茶、竹。」

<以外に浅い食事マナーの歴史>
「われわれはすべてのものを手をつかって
食べる。日本人は男も女も、子供の時から
二本の棒を用いて食べる。」
注:この時代、ヨーロッパでは、手づかみ
  だった。フォークは17世紀から始まる。


panse280
posted at 21:45

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