2004年06月25日
文学校

genpei akasegawa
「文学校」
赤瀬川氏は、本をほとんど読まない、らしい。
文学界というものが、すっかりダメになったいま、
ドンキホーテ赤瀬川原平、わが道をばく進中!
「私の中で赤瀬川原平と塚原ト伝がシンクロ
したのはたしかだった。自然体で構える鍋の蓋
のうしろに、その姿がすっかり隠れ込んでしまい、
毛ほどの隙も見出せない剣の奥義・・・・・
赤瀬川原平さんの”凄み”は、どうやらそんな
域に達しはじめたという実感が、読後の私に
からみついている。」(「ゼロ発信」村松友視)
赤瀬川氏の文章術とは、
1 気合いの素人力
2 面白主義
3 乱暴力
4 民芸力
文学校
ゼロ発信
1 気合いの素人力
「やっぱり、文章って、初発の勢いがなければ
ダメだなってつくづく思いましたね。」
2 面白主義
「文章というのは、何であれ、とにかく
それ自体面白ければいいんだと気がついた。
・・・文章自体が面白ければ、なんらかの
意味が含まれているはずなんですね。」
3 乱暴力
「大人になって、いろんな絵をたくさん見て
書いたりするうちに、好みがちょっとうるさく
なって、この絵は乱暴力があまりないなという
ふうに見えてくるんですね。」
4 民芸力
「法律とか不動産とか、そういうところの言葉
を文学世界に持ってくる。ふつうの世界から
何か拾ってきて、古道具屋にポンと置いて売る。」
「やっぱり、文章って、初発の勢いがなければ
ダメだなってつくづく思いましたね。」
2 面白主義
「文章というのは、何であれ、とにかく
それ自体面白ければいいんだと気がついた。
・・・文章自体が面白ければ、なんらかの
意味が含まれているはずなんですね。」
3 乱暴力
「大人になって、いろんな絵をたくさん見て
書いたりするうちに、好みがちょっとうるさく
なって、この絵は乱暴力があまりないなという
ふうに見えてくるんですね。」
4 民芸力
「法律とか不動産とか、そういうところの言葉
を文学世界に持ってくる。ふつうの世界から
何か拾ってきて、古道具屋にポンと置いて売る。」