2005年07月31日

宇宙は一つの情報体

アーヴィン・ラズロ1932-
ervin laszlo

「叡知の海・宇宙」
(物質・生命・意識の統合理論をもとめて)
[science and the akashic field]
an integral theory of everything

本書の「新しい世界観」のキーワードは
1 アカシック・フィールド
2 量子の社会性
3 粒子・原子の非局在性
である。

「新しい世界観」とは、”宇宙は一つの情報体”
という主張である。

<アカシック・フィールド>
サンスクリット語「アカシャ(原物質、原初の空間的実体、
光を発する、霊気、虚空」が語源。
これまでに時間と空間のなかで起こったすべてのことを記
録しているのが、アカシック・レコードと呼ばれる。
参考:
神智学・ブラヴァツキー夫人、
人智学者・ルドルフ・シュタイナー「アーカーシャ年代記より」

<量子の社会性>
「量子は社会性が高い。一度同じ状態をとったことのある
量子どうしは、どんなに遠く離れても結び合ったままであ
る。・・・・
粒子や原子は一匹狼ではなく、社会的な存在であり、ある
種の条件の下では、お互いに完全に「相関」しているので、
どこか特定の場所だけに存在するのではなく、関連するす
べての場所に同時に存在する。
粒子や原子の非局在性は、時間も空間もものともしない。
粒子や原子を隔てる距離がミリ単位だろうが光年単位だ
ろうが、それらを隔てる時間が秒単位だろうが百万年単位
だろうが、非局在性は成り立つのである。」

<非局在性(相互結合性)ー革命的な実験>
「非局在性を証明したEPR実験とは1935年、
アインシュタイン、ポドルスキー、ロウゼン
の共同提案でだされた「思考実験」である。」
この実験で解ったことは、粒子Aを測定すること
が粒子Bに影響をあたえる、すなわちBはAが測定
されたことを知っている、ということである。

<情報の伝達速度>
G.I.シポフ、A.アキモフの「ねじれ波」理論によると
”ねじれ波”の伝達速度は光速の10億倍。


叡知の海・宇宙―物質・生命・意識の統合理論をもとめて

panse280
posted at 17:48

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