2005年07月24日

昔の棋士が今の棋士と対戦したら

羽生善治1970-
yoshiharu habu

「決断力」(5)完

<「名人伝」>
「中島敦の「名人伝」に、二人の弓の名人が・・・・
いつか、そんな名人の心境で将棋を指してみたいという思いも
あるが、そういう心境には一生かかってもとても到達できない
だろう。」

<人生を豊かにするポイント>
「私は、将棋を指す楽しみの一つは、自分自身の存在を確認で
きることだと思っている。・・・・
私は、年齢にかかわらず、常に、その時、その時でベストを尽
くせる、そういう環境に身を置いている----それが自分の人生
を豊かにする最大のポイントだと思っている。」

<昔の棋士が今の棋士と対戦したら>
「現代の棋士のほうが圧倒的に強いと断言できる。・・・・
たとえ升田先生(升田幸三)であっても、先生が現代に姿を現し、
今のプロ棋士と対戦したら、それが初めての対戦ということであ
れば、残念ながら戦いにならない。力をまったく発揮できずに
一瞬で勝負がついてしまうだろう。」

<対局数は名人の証>
「私が、これまで最も多く対戦している棋士が谷川浩司さんだ。
・・・これまで百五十局近く対戦している。
通算対局で最も多いのは、中原誠ー米長邦雄戦の百八十三局で、
二位は大山康晴ー升田幸三戦の百六十七局(大山96勝70敗1持将
棋)である。」

<才能>
「以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今
は、十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられ
ることが才能だと思っている。」


panse280
posted at 09:49

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字