2004年06月24日

現代美術と鼻の関係

0ad80bd3.gif赤瀬川原平1937-
genpei akasegawa

「現代美術と鼻の関係」

画像:ゴミ箱の「地球」文字がパーフェクト!

赤瀬川原平氏という人物は誠におもしろい。
まず、前衛芸術をやったかと思ったら、
芥川賞もとってしまう、が、純文学をほったら
かして、カメラ本を多数書き、カメラといえば
トマソンという具合に、水の流れのままに
100数十冊の著作のかたわら、様々な
団体を立ち上げて、縦横無尽に遊んでいる。
そして、スゴイのが、マスコミに殆ど
顔をださない快適なスタンスを維持している。

マスコミに殆ど顔を出さないが、出るときは
普通のオジサンファッションで、これまた
アッパレ!なのである。
普通は、文学者ファッションとかアーティスト
ファッションを凡人は気取りたくなる。
三島由紀夫もこの件にかんして、(見た目が)
銀行マンのような作家になりたい、といってい
たのを思い出す。

本題の現代美術について、赤瀬川氏は
眼から鼻になったとおっしゃる。つまり、



目利きのヒミツ

老人とカメラ―散歩の愉しみ

1 現代美術には目利きというものが存在
しないらしい。
2 現代美術とは情報であり、営業である。

「芸術が営業になってくるにつれて頭の働きが
日常化する。感覚というのは自信がなくなると
ますます閉じてしまうもので、それでも「芸術家」
を続けて営業しようとすると、あとは頭が働くしか
ないということになり、頭が回転をはじめるのである。」

3現代美術は感覚的に見るのではなく
 頭でみるようになっている。

「目利きの目が物体そのものを静止的に見て
いるとすると、鼻の方はむしろ時間的要素の
中で全体の流れをみている。」

4 現代美術をかろうじて存続させているものは
  著作権という法律である。
 (何故なら、簡単にマネできてしまうのが現代美術)

「現代美術と鼻の関係」の意味は、
芸術は、感覚(目)から営業(鼻)になった、
ということ。


panse280
posted at 14:11

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