2005年06月19日

美貌について

モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne

「エセー」(112)

美貌、ソクラテスはそれを「短い支配」といい、プラトンは
「自然の特権」と呼んだ。
プラトンは、人生の幸福を健康、美貌、富の順に並べた。

<20人程度の覆面の武士に襲われたモンテーニュが助かった訳>
「彼らの中のひときわ目立った者が覆面を脱いで、名前を名乗り、
何度も繰り返して、私が釈放されたのは、私の顔つきと私の物言
いが率直で毅然としていたために、このような不幸に会うにはふ
さわしくないお方だという印象を与えたからだと言った。」

<ソクラテスの顔>
「あらゆる偉大な特質において完全な模範であったソクラテスが、
人々の言うように、うつくしい魂に似合わないあんなにも醜い肉
体を持ち合わせたというのは、私には残念なことである。」

<ソクラテスの自戒>
「もしも教育によって心を矯正しなかったら私(ソクラテス)の
顔の醜さはそのまま心の醜さを表わしたことだろう。」
(キケロ「トゥスクルム論議」1-33)


panse280
posted at 18:49

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