2005年06月16日

愚鈍学派設立の主旨

モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne

「エセー」(109)

<愚鈍学派設立の主旨>
「俗衆は愚鈍で理解力を欠くために、目前の不幸には
あんなにも辛棒強く、将来の災厄にはあんなにもとん
と無頓着なのではないだろうか。
また、俗衆の魂は皮が厚くて鈍いために、突き通すこ
とも動かすこともできないのではないだろうか。
ああ、神よ、もしもそうだとすれば、これからは、愚
鈍を教える学派を守り立ててゆこうではないか。
これこそ学問がわれわれに約束する窮極の果実である。」

モンテーニュがもし、「禅」というものが理解できたと
すれば、発狂するほどに歓喜したにちがいない。


panse280
posted at 21:00

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