2005年05月15日

欲望への単純な空想

モンテーニュ1533-1592
Michel Eyquem de Montaigne

「エセー」(79)

<欲望への単純な空想>
「昔、飲み込む食物をもっと長く味わうために、喉が
鶴のように長ければよいと望んだ人があった。」
(アリストテレス「ニコマコス倫理学」3-10)

持続された空想は現実になる。いまだに鶴のような長い
喉をもたない人間にとって、食の味わいにたいする欲望
は、第一意ではなかった、と思わざるを得ない。

<貧乏人の一つの習慣>
「焼肉の匂いをかぎながら、自分のパンを出して食べた
という話がある。」
(ラブレー「第三の書」38)


panse280
posted at 11:02

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字