2017年12月08日

日本刀に集中した武士の美学

「鉄砲を捨てた日本人」(3)
ノエル・ペリン  1927-2004
noel perrin

2014.4.25 9刷発行(中公文庫)

<日本刀に集中した武士の美学>
1597年、日本の武士人口は200万人、同じ年
のイギリスでは騎士階級は3万人、ヨーロッパ
のどの国も騎士階級が1%を超す国はなかった。

どの国にせよ、あえて日本の征服に乗り出す
には日本は強国すぎた。

1644年に滅ぶ明朝の最後に至るまで、日本の
記憶は生々しく残り「日本人というだけで、
人民は神経をとがらせ、女子供は警戒し、息
を殺した」

ヨーロッパの騎士ならば、甲冑の上に着る紋章
つきの外衣、紋章箱、認印つき指輪、宝石、勲章、
軍人的見だしなみ、金の肩章等々いろいろあるが、
これら一切を日本の武士は身につけなかった。
それらは、日本刀の鞘、鍔、柄に集中された。

日本刀は重要な社会的意味をもっていた。それ
がなければ名字さえもてなかった。

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