2017年09月04日

本居宣長

「思想の歴史6 」(9)
--東洋封建社会のモラル-
石田一良編

1970.5.25 再版発行(平凡社)

<本居宣長>

国学というものは契沖(宣長が国学の祖という)
から春満、真渕から宣長にいたって完成する。

「歌の本体、政治をたすくるためにもあらず、
身をおさむる為にもあらず、ただ心に思ふこと
をいふより外なし」(宣長)

「歌は物のあはれをしるよりいでくるもの也」(宣長)

「源氏物語は、物のあはれをしるといふ一言に
てつきぬべし」(宣長)

物のあはれをしるとは「事にふれてそのうれしく
かなしき事の心をわきまえしる」ことである。

宣長は「新古今集」を歌道の一番とした。

「神道はただ豊かで大らかに優雅なものであって
 歌の趣がそれである。」

宣長はいう「孟子、程子、朱子から伊藤仁斎や
荻生徂徠にいたるまで、儒者はみなその所説を
称して聖人の道というが、いまだかって天下社会
を益したためしがない。」

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