2017年02月06日

平安時代の生活

「逆・日本史」(3)
(貴族の時代)
樋口清之   
kiyoyuki higuchi 1909-1997

2005.6.10 第5刷発行(祥伝社)

<平安時代の生活>
平安貴族の人たちは贅沢な食事に割りには
不健康だった。運動不足、米偏食、タンパク源
は干物の魚介類、栄養失調で顔がむくみ、下ぶくれ
顔、風呂にも入らず、臭い消しのために香が流行
した。

平均死亡年齢は、男で32,3歳、女で27,8歳。
冬は寒く、暖房は炭櫃と火桶、天井がないから
暖気は天井に逃げてしまった。部屋の仕切りも
なく、熟睡できる状態ではなかった。

北風がすきまから吹き込んで音をたて、妖怪や
物のけにおびえていた。貴族たちは、はやりの
陰陽道を信じ、極楽を求めてひたすた祈った。
女達は、厚塗りの化粧をひび割れさせないように
笑えなかった。それに加えて、十二単、つまり
26着を着て、腰のあたりは16cmもの厚さになった。

その点、庶民は貧しかったが健康的だった。
つねに水浴し用便も山野に放出して、室内は
清潔だった。

この時代、出世するためには、女の子を産んで、
学問を身につけさせて、高位な人に嫁がせること
だった。男は、家柄、血筋、階級社会が固定して
いるために出世の望みはなかった。
清少納言は「四書五経」や「日本書紀」をすべて
暗記していたと言われる。

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